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弁護士 小田 康夫
2018.12.5
2018.12.5
ロシア語の勉強を始めました。
1年ほど前から、ロシア語の勉強をしています。
ロシアというと、みなさんは、どんなイメージでしょうか。
「ピロシキとボルシチくらいしかロシア語はわからない」
「北方領土問題のため日本と対立中だが、ロシアの内情は知らない」
「ロシア人は怖くて近寄り難い」
ロシアの詳しいことをほぼ知らない人が多いかもしれません。
ロシア語で自己紹介をすると、「ズトラーストビーチェ ミニャー ザブート ヤスオ」(Здравствуйте Меня зовут Ясуо)(こんにちは、私の名前は康夫です)。ロシア語は、この↑キリル文字(全33字)を使います。英語の単語だとアルファベットの並びだけを見てもどのように発音するか分からないことがありますが、ロシア語は、キリル文字の並びを見るだけで読むことはできます(意味は覚えていないとわかりません)。また、ロシアの内情として、プーチン政権で高度な経済成長を果たしていることもあり、プーチンさんの人気は絶大。ロシアの方に何人も会ったことがありますが、ロシアの方は非常に気さくな人が多い印象です。
釧路弁護士会でも、昨年からロシア研修が始まりました。当たり前ですが、ロシアは日本の隣国で、かつ、釧路や根室の道東地域からすれば、距離的にも非常に近いところです。道東に住む私たちとしても、場所柄、北方領土のテーマにも触れる機会も多く、そのためか、研修に参加するメンバーも(普段の研修より)熱心な印象です。ロシア語の習得を目指し、私も研修に参加しています。弁護士会の研修とは関係がありませんが、他の団体でも、私は「北方領土問題啓発会議」というところに所属しており、何かとロシアに関わっています。
実は、私の実家のある道東・中標津町でも積極的に「ビザなし交流」の受け入れを行っており、私の小さいころ、実家にも、北方領土に住むロシアの島民が何度か来て、ホームステイをしたことがありました。また、「ビザなし交流」で私自身、国後(くなしり)島に行ったこともあります。ロシアの方とダンスをしたり、バレーボールで遊んだり、また、ホームステイ先で好意的に迎い入れていただいたりと、さまざまな交流をした記憶があります。
弁護士会でロシア語研修が始まったのは、講師の方との出会いなどの偶然が重なったためのようです。実家でのビザなし交流、国後島訪問、ロシア語研修などと並べてみると、どうも私とロシアとは切っても切れない結びつきを感じざるを得ません。小さいころに体験したことがこんな形で将来、現れるのですから不思議なものです。スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学でのスピーチで、卒業生に送った言葉として有名な「Connecting the dots」(コネクティングザドッツ)。過去に、自分が体験した小さい点が、自分の思いもよらないところで、将来、線となり、自分を助けてくれることがあるというのは、まさにこのことかもしれません。自分が将来、ロシア文化と関わりを持つなんて、当時、まったく考えていませんでしたが、過去、ロシアの方に好意的に迎い入れてもらったという経験が、現在そして将来、私がロシア語を勉強する励みになることは間違いなさそうです。
ロシアというと、みなさんは、どんなイメージでしょうか。
「ピロシキとボルシチくらいしかロシア語はわからない」
「北方領土問題のため日本と対立中だが、ロシアの内情は知らない」
「ロシア人は怖くて近寄り難い」
ロシアの詳しいことをほぼ知らない人が多いかもしれません。
ロシア語で自己紹介をすると、「ズトラーストビーチェ ミニャー ザブート ヤスオ」(Здравствуйте Меня зовут Ясуо)(こんにちは、私の名前は康夫です)。ロシア語は、この↑キリル文字(全33字)を使います。英語の単語だとアルファベットの並びだけを見てもどのように発音するか分からないことがありますが、ロシア語は、キリル文字の並びを見るだけで読むことはできます(意味は覚えていないとわかりません)。また、ロシアの内情として、プーチン政権で高度な経済成長を果たしていることもあり、プーチンさんの人気は絶大。ロシアの方に何人も会ったことがありますが、ロシアの方は非常に気さくな人が多い印象です。
釧路弁護士会でも、昨年からロシア研修が始まりました。当たり前ですが、ロシアは日本の隣国で、かつ、釧路や根室の道東地域からすれば、距離的にも非常に近いところです。道東に住む私たちとしても、場所柄、北方領土のテーマにも触れる機会も多く、そのためか、研修に参加するメンバーも(普段の研修より)熱心な印象です。ロシア語の習得を目指し、私も研修に参加しています。弁護士会の研修とは関係がありませんが、他の団体でも、私は「北方領土問題啓発会議」というところに所属しており、何かとロシアに関わっています。
実は、私の実家のある道東・中標津町でも積極的に「ビザなし交流」の受け入れを行っており、私の小さいころ、実家にも、北方領土に住むロシアの島民が何度か来て、ホームステイをしたことがありました。また、「ビザなし交流」で私自身、国後(くなしり)島に行ったこともあります。ロシアの方とダンスをしたり、バレーボールで遊んだり、また、ホームステイ先で好意的に迎い入れていただいたりと、さまざまな交流をした記憶があります。
弁護士会でロシア語研修が始まったのは、講師の方との出会いなどの偶然が重なったためのようです。実家でのビザなし交流、国後島訪問、ロシア語研修などと並べてみると、どうも私とロシアとは切っても切れない結びつきを感じざるを得ません。小さいころに体験したことがこんな形で将来、現れるのですから不思議なものです。スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学でのスピーチで、卒業生に送った言葉として有名な「Connecting the dots」(コネクティングザドッツ)。過去に、自分が体験した小さい点が、自分の思いもよらないところで、将来、線となり、自分を助けてくれることがあるというのは、まさにこのことかもしれません。自分が将来、ロシア文化と関わりを持つなんて、当時、まったく考えていませんでしたが、過去、ロシアの方に好意的に迎い入れてもらったという経験が、現在そして将来、私がロシア語を勉強する励みになることは間違いなさそうです。